東京工業大学進士研究室SHINSHI<br>LAB.

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2027年度春入学予定修士課程学生向け研究室説明会開催(機械系機械コース)

2027年度春入学予定の修士課程学生向研究室説明会を下記要領で開催します.
大学院では研究室での研究活動が中心になります.学部のように,講義室での受講,期末テストのコースワークは20単位程度です.どの指導教員の元で,どの研究テーマを実施するのかが,非常に重要になります.ご自身のキャリアパスも念頭に,ご相談ください.

 

リアル研究室見学

入学後の専門,研究テーマ,指導教員とのアンマッチを避けるため,入学願書で志望教員として記載を考えている場合は,対面でのご相談をお申込みください.遠隔地の場合には,ZOOMで対応することも可能ですが,実際の研究環境などを見学頂くことが好ましいと思います.
下記研究テーマ概要をご覧の上、見学ご希望の方は以下のメールアドレス宛にご連絡ください.

shinshi.t.ab@m.titech.ac.jp

 

WEB研究室説明会

ZOOMを利用した説明会を下記日程で開催します.
進士研の各研究テーマの詳細や研究室の内容等をご説明しますので,興味がある方は,是非ご参加ください.
事前申し込み等は不要です.

2026年3月2日(月)17:30~18:00

2026年3月20日(金,祝)17:30~18:00

2026年4月10日(金)17:30~18:00

2026年5月1日(金)17:30~18:00

2026年5月15日(金)17:30~18:00

全日とも,

https://zoom.us/j/82655031980?pwd=em9BMTJrbWZzR0NISWU0NGNUQVlGUT09

ミーティング ID: 826 5503 1980

パスコード: V37JW4

 

進士研 研究テーマ概要

1)精密機械要素の研究(2テーマ)

(1)ボールベアリング保持器の不安定振動の研究

日本精工株式会社と共同で、ボールベアリングに生じる不安定振動の解明に挑戦しています.潤滑およびロータダイナミクスの観点から現象を整理し、実験装置の試作、レーザなどを用いた振動計測,音響計測、ならびにデータ解析を実施します.本研究は,電気自動車、工作機械,航空機・ロケットのガスタービン等の低振動・低騒音化と高速回転化に資する基礎研究になります.

 

(2)磁気MEMSの研究

永久磁石を用いた非常に微小なアクチュエータの研究を実施しています.スマートフォンカメラなどのマイクロアクチュエータ,マイクロ発電機などの応用を考えています.材料を研究する他大学研究室,マイクロデバイスを製造する企業との共同研究も行っており,材料,デバイス設計・製造,アプリケーションまでの広い研究開発に接することができます.

 

2)医療機器の開発研究(3テーマ)

(1)腸換気システムの開発

名古屋大学および大阪大学等との共同研究として、大腸内に酸素化液体を循環させて呼吸補助を行う新たな循環システムの開発に取り組んでいます.あわせて、大腸奥まで酸素化液体を送液するためのソフトロボットの開発や、それを用いたブタを用いた動物実験も行っています.ソフトロボットの試作,制御,生体内の流体解析などがテーマの対象です.本研究は2024年のイグ・ノーベル賞の対象となり、詳細はNHK WORLD-JAPANでも紹介されています.将来,低侵襲な人工呼吸器やECMOの代替になることが期待されています.

Breath-Taking Science: How Intestinal Breathing Could Save Lives – Science View

 

(2)バイオ人工肝臓の開発
大阪大学および京都大学と共同し、iPS細胞から分化させた肝臓オルガノイドを用いたバイオ人工肝臓の開発を、日本医療研究開発機構(AMED)の支援のもとで進めています.
本プロジェクトでは、肝臓オルガノイドを内包した複数の高分子ビーズが、円筒カラム型デバイス(バイオ人工肝臓)内でどのように流動し、全血と物質交換を行うかを明らかにします.超音波やレーザを用いた流体計測・流体解析、ならびに血液を用いた in vitro 試験を通じて、バイオ人工肝臓の医療機器開発に実践的に参画できます.将来的には,肝臓移植までの橋渡し技術になることが期待されています.

 

3)その他の研究テーマ

 磁気軸受を用いた補助人工心臓,超音波を利用した治療機器,検査機器,超精密位置決め機構の研究も長年実施しています.下記の研究業績をご覧ください.博士課程向け研究テーマとして高難易度になっているため,研究に参画する場合は,相応の基礎学習・能力が必要になります.強い興味がある場合のみ個別のご相談に応じます.

 

進士忠彦 研究者情報 | T2R2 東京科学大学リサーチリポジトリ